ゲラウト!

困難に立ち向かい、ただひたすらに遊べ!

仕事ってナンダ?

って、近年、良く考える。
社員のプライベート中心な感覚が目立って辛い。バグの報告を受けても、1次解析さえも後回しにするメンバー。進捗遅れ4日でも危機感の無いメンバー。
それが自分より経験数の長い社員だったりするので、正直、萎える。
これじゃいかんと勇気を持って、10歳年上に啓発活動をやったりしたけど、40近いと今までの習慣は変えられない様で、もう、萎えた。
熱をもって仕事にあたる先輩や、厳しい先輩と、仕事をせずに此処まで来たのだろうと思う。ある意味、不幸である。

ビジネスの目的は金である。ビジネスマンは金を効率良く、確実に稼ぐ方法を模索しなければならない。
では、ビジネスとは何か?
多種多様な業種で一貫して言えることは、ビジネスの先に居るのは“人間”と言うこと。人間の要求に応えるのがビジネスなのだ。そのため、ビジネスの成功失敗も、当然、人間がジャッジすることになる。大げさな表現をすると、人間の気分しだいで成功失敗が決まるのだ。だからこそ、
ビジネスにはハートが必要なんですって。
どんなつまらない作業でも、その先、さらに先には人間が居る。その人間を想い、気持ちを込めて作業をすることが大切なのだ。
ユーザと良い人間関係が築けている場合、ちょっとした要件の認識ズレが見つかっても「まあ、次期開発で直してね」で済んだりする。関係が悪いと「障害だ!すぐ直せ!」の一点張りである。

ソフトウェア開発の現場では、チームメンバー内で仕事に対する認識が違うことが多い。ユーザとの打ち合わせをする上流工程のメンバーと、要件からプログラミングする下流工程のメンバーでは、仕事の相手が違うので当然といえば当然なのだが、これは上流メンバーが、ユーザの想いを下に伝え切れていないのも一因としてあると思う。さらに言えば、プロジェクトマネージャーは、そのプロジェクトの目的、ゴールをメンバーに対して明確に伝える責務がある。
「自分の仕事の先にどんな人間が居るのか。」
これを如何にメンバー(特に下流担当)が想ってくれるかが、プロジェクト成功の鍵ではないのかと思うのですよ。